11月の動き

もう、11月も下旬

今月は認知症フレンドシップクラブの認知度が上がってきたなあと
思うことがありました。


今までは、認知症の家族の会やつながりの開
など、直接関係する人たちからの申し込みが主なものでした。
家族の都合に合わせての利用だったのですが、

最近は、ケアマネージャーさんや、高齢者支援センター
などからの問い合わせが多くなりました。

介護保険制度ではカバーできないところの相談が多いですが、
その中でも「本人にとっての本人らしい生活を考えたときに、美術館に行くことは
どうしても今、必要なことです・・家族に連れて行かれた展覧会ではなく、友人と一緒に
楽しんで欲しいと思っているのですがそういう支援はして頂けるのでしょうか?」
と言う申し込みがあったときは、嬉しくて踊り出してしまいました。

そうなんです。
そういうことがしたい、そういう考え方での広がりが欲しいと
思っていたのです。

考え方は、いろいろあって正しいとか、間違っているとか
決められるものではありませんが、
少なくとも「サポートしてあげる」感覚での支援は避けたいです。

日曜日 キリスト教会へ行きたいけれど、一人では不安なので一緒に行って欲しい、
と言うご本人からの申し込みもありました。

その方は、支援センターに認知症の相談に行ったおり、
そこにおいてあったパンフレットを見て申し込んで来られたのです。

その案内をサポーターに出したところ
「私は曹洞宗の仏教なんですが、サポートさせてもらえますか?」
という返事が返ってきました。

なんというユーモアのあるサポーターなんだろうと、思わず笑ってしまいました。
こんなマッチングなら、直ぐにまとまるのです。

人と人が繋がって、お互いに楽しいひとときを過ごす、
そんな当たり前のことが、やれる町の気風を作っていきたいものです。

11月もあと少しどんな動きが出てくるのでしょうか?